鵺之破魔札

鵺之破魔札

この御札の由来は、私たち伊豆の国市商工会青年部が、 西暦2000年より積み重ねてきた郷土歴史研究により、 2006年製作された創作民話「伊豆長岡温泉鵺悲哀物語」 に基づいています。

また400年ほど前に行われていた「ぬえばらい」は 当時村に不慮の災害が相次いで起こり、更に疫病が流行して 猛威をふるっていたおり、 豪農、茂ヱ門の息子、佐兵衛も病の床に倒れました。
日毎に衰弱し、昏々と眠りながら、 急に、ぬえ、ぬえ・・・・・。と異様な 叫びを上げ、また、眠り、そして、ぬえ、ぬえ・・・・・と 断絶して叫びました。
村の人々はこれが最後かと泣きの涙に暮れるばかり。 茂ヱ門は、むかし京都にて帝をなやましたぬえを退治した 源頼政にあやかり、村人たちとぬえばらいを行ったところ、 災難、疫病も治まり、村は平静を取り戻したといいます。

この「鵺之破魔札」をもって、皆様の厄除けとし、 幸せな暮らしを営めるよう祈願いたします。


             伊豆の国市商工会青年部
鵺之破魔札
   御札の色は黒の他に白がございます。