伝説の怪物 鵺(ぬえ)

鵺(ぬえ)は日本の伝説の生物。鵼とも書く。

『平家物語』に登場し、サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビで (文献によっては胴体については何も書かれなかったり、胴が虎で描かれる事もある)、 「ヒョーヒョー」という、鳥のトラツグミの声に似た大変に気味の悪い声で鳴いた、とされる。 一説には雷獣であるともいわれる。元来、鵺とはトラツグミの呼び名であり、 この怪物はあくまで「鵺の声で鳴く得体の知れないもの」で名前はついていなかった。 しかし現在ではこの怪物の名前が鵺だと思われ、そちらの方が有名である。 描写される姿形は北東の寅(虎)、南東の巳(蛇)、南西の申(猿)、北西の戌亥(犬とイノシシ)といった 干支を表わす獣の合成という考えもある。

『平家物語』によると、平安時代末期、天皇(近衛天皇)の住む御所・清涼殿に夜毎出没し、 天皇を悩ませた鵺がいた。それを当時妖怪退治の第一人者であった源頼政が、山鳥の尾で作った尖り矢で射殺したという。

そして天皇から、その鵺退治の褒美に獅子王という刀を貰賜した。
【Wikipediaから抜粋】

鵺創作民話プロジェクト

伊豆の国市商工会青年部では、2000年に、まちづくりについての勉強会を数回にわたり行い、まちの隅々まで検証し、「あったらいいな」をたくさん見つけることができました。 その中で、実現可能なものから、「少しづつやっていこう!」という思いから、「ホタル事業」と「ぬえ事業」という、二つの大きな柱でまちづくりに取り組んでまいりました。 「ホタル事業」は、NPO ホタルを飛ばす会を発足し、まちのなかで自然環境を再現する循環型ビオトープを建設。原生のホタルの保護、観察を行っております。 そして、2003年、「ぬえ事業」は、Project NUE、鵺創作民話製作プロジェクトを発足いたしました。 創作民話である「伊豆長岡温泉鵺悲哀物語」では、伝説の大妖怪 鵺と、宮中一の美女 菖蒲御前、そして希代の武士(もののふ)源頼政が、伊豆長岡、そして舞台を京都に移し、哀しみの物語を展開します。

【 文 ・構成】正田 倫子・酒井 雅明
【企画・監修】伊豆長岡商工会青年部 鵺創作民話制作プロジェクト

<プロフィール>
正田 倫子(しょうだ みちこ)
  1975年 神奈川県生まれ
  1999年 日本大学芸術学部演劇学科卒業
酒井 雅明(さかい まさあき)
  1975年 東京都生まれ
  1999年 日本大学芸術学部映画学科脚本コース卒業

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